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花saku次号予告
 
きものであそぼ
履物の選び方  [2013年09月19日]
着物の足下は、あまり目立つと、大阪のおばちゃんになってしまいます。タイガース柄の草履を売っているのは大阪くらいだ、とは思いますが。普段着と正装、あるいは盛装のときの履物は当然違います。正装、あるいは盛装では、白のエナメルを用意しておくと、どんな場合でも通用します。鼻緒は、同じ白か、あるいはベージュの布が、これまた、どんな柄にも合います。普... [全文を読む]
Posted at 11:16
着物への視線  [2013年09月12日]
町で着物姿を見かけた時、皆さんはどこに注目しますか?男性、女性関係なく、ですよ。私の場合は全体のコーディネートです。バランスですね。バランスを崩しているのは、意外にも小物です。洋服だとほとんど気にならないのに、着物の場合は、帯締め一本、帯留めひとつがバランスを壊し、あっという間に野暮路線へと走らせます。和の色の配合は洋服とは違う、というこ... [全文を読む]
Posted at 13:07
扇子の扱い  [2013年09月05日]
この夏、浴衣の帯に扇子を挟んでいるかたをチラホラ、見かけました。お茶席では小ぶりの扇子を、扇ぐためではなく、結界として、あるいは目上への作法のひとつとして使います。また、礼装の時、お祝儀を頂く場合に、扇子に載せたりします。礼装に金銀の小ぶりの扇子を挟むのは、このようにお目出度い意味合いがあるからなのです。扇子は、ある意味、重たい存在でもあ... [全文を読む]
Posted at 09:29
着物初心者向けイベント  [2013年08月29日]
関心はあるがどうやって入ったらいいのか分からない、という、超初心者のかたたちを相手に着物イベントやりました。会場となった札幌円山のブティック「Zee」はオーナーの美雪さんが外国で仕入れた服を売っているセレクトショップです。10人限定でしたが、15人ほど見えました。洋服が好きだけど、着物も着てみたいかたたちです。京都の会社からも、サンプル程... [全文を読む]
Posted at 16:19
着物初心者向けイベント  [2013年08月29日]
関心はあるがどうやって入ったらいいのか分からない、という、超初心者のかたたちを相手に着物イベントやりました。会場となった札幌円山のブティック「Zee」はオーナーの美雪さんが外国で仕入れた服を売っているセレクトショップです。10人限定でしたが、15人ほど見えました。洋服が好きだけど、着物も着てみたいかたたちです。京都の会社からも、サンプル程度に帯、帯留、足袋などを送ってもらいました。知人から、売って... [全文を読む]
Posted at 16:19
着物とバッグ  [2013年08月22日]
着物初心者のかたからよく、着物着るときはやはり着物用バッグでないとだめですか? と聞かれます。そんなことはありません。シンプルな色、形なら洋服用でいいのです。かえって、着物用のバッグでおおげさなものは、礼装以外には似合はない場合が多いのです。また、藤など、ごつごつした素材で作ったものは、ラフな普段着、ウールや浴衣 ならいいのですが、絹の小... [全文を読む]
Posted at 08:55
浴衣終わり  [2013年08月15日]
浴衣はお盆まで、とされていますが、9月一杯暑い内地では通用しません。さすがに、9月9日の重陽の節句すぎは、どんなに暑くても抵抗を感じますが。中国では、奇数は陽、偶数は陰とされているため、奇数が重なる、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日は陽が重なって目出たく、祝い事をする日、と決められ、それが日本にも伝わりました。陰暦ですから、9月9日... [全文を読む]
Posted at 09:52
帽子と着物  [2013年08月07日]
最近、札幌で、着物に帽子姿を見かけるようになりました。流行というのは、それに乗っかりさえすれば、似合おうと似合うまいと堂々としていられる、という最大メリットがあります。着物をカジュアルに着こなすのはなかなか難しい。帽子かぶるなら、とりあえず帯をお太鼓に締めるのだけはやめたほうがいい。帽子に合わせるなら、洋服地の着物の方が似合う。バッグも着... [全文を読む]
Posted at 11:43
半幅帯二本使い  [2013年07月25日]
浴衣の帯結びに困る体型について。ふくよかなかた、あるいは大柄なかたたちは、半幅帯で苦労されているようです。半幅帯の結びでは、まるで大木に蝉が止まっているかのようでみっともない、からです。でも、浴衣というのは、お太鼓に締めたり 襦袢を着たり、では、本来の役目をなしていません。あっさり緩やかに涼しげに着られないなら、普通に夏着物を着るのと変わ... [全文を読む]
Posted at 08:50
全て見せるな  [2013年07月18日]
京都の友禅染め作家、成願義夫さんは、描き過ぎた柄は、評価はされても売れない、と言っています。「いいね」と言われるのに、買うひとがいない着物の柄を見ると、全体に柄を描き過ぎている、というのです。着物の柄だけではなく、コーディネートでも同じです。新しく着物、帯、小物を手に入れると、みんな見せたくてあれもこれも身につけたくなる、結果として、とっ... [全文を読む]
Posted at 10:04
職人技が好き  [2013年07月11日]
先日お会いした若い女性から「 遠藤さんは着物を広めようとしてるんですよね」と、言われました。違います。そんな面倒なことは考えてません。「でもキモノ本を何冊も書いたじゃありませんか」本業は著述業ですから、注文があれば可能な限りこなします。たまたま売れたから、注文があり、何冊も出したのです。札幌で和事教室も開いていますが、これも若いひとたちか... [全文を読む]
Posted at 10:06
粋と野暮  [2013年07月04日]
粋に浴衣を着たい季節になりました。 札幌では07月26日(金)に豊平川花火大会が、大通公園ビアガーデンは19日から開かれます。粋という言葉 は江戸で使います。京都では少し違うのですが、はんなり、と表現します。東の粋と西のはんなり、浴衣は江戸のファッションですから、粋に着るのが、それこそ、粋です。粋でとはんなりの向こうにあるのが野暮です。京... [全文を読む]
Posted at 10:12
愛読着物関係書籍  [2013年06月27日]
自身のコーディネートの参考にしている本たちです。一番ひらめきを貰うのは、パリコレの動画なのですが、本では、昔のものの方が多いです。「江戸服飾史」は古本屋で手に入れました。ネットに溢れる着物関係ブログには、ネットで簡単に仕入れた知識を披露しているものが多いのですが、この本を読むと、元はどうであったか、まったく違う情報が山のように載っています... [全文を読む]
Posted at 10:05
帯の遊び  [2013年06月20日]
先日、着物を買いに見えたかたから、銀座結び(角出し) の結び方を教えてほしいと言われました。聞いてみれば、北海道では、着付け教室で名古屋帯ではお太鼓 結びしか教えてもらえず、銀座結びをしらないひとがほとんどだ、ということで、いささか驚きました。そういえば、街で見かける着物姿は、お太鼓をきっちり結んだかたばかりです。なぜ、銀座結びの女性がいないのだろうと思っていました。きっちり太鼓は、遊びがなく、い... [全文を読む]
Posted at 11:12
浴衣縫いました  [2013年06月13日]
六月の始めから、一挙に縫いあげました。全て木綿です。夏は汗を吸い取る木綿が一番。赤い襟つきは、ちょっと悪戯してみたコーディネートです。取り外しできるように別に作って縫いつけます。黒いのは有松蛍絞りで、お店経営時代、特注して絞ってもらいました。職人さんから「黒地に染めるんですか?」と不思議な顔をされたのにはわけがあって、着物の世界では、黒地... [全文を読む]
Posted at 10:35