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花saku次号予告
 
きものであそぼ
着る意識  [2014年04月17日]
演出家で、着物での立ち居振る舞いのワークショップを開いている明神慈さんに、似合わない着物を着るとき、どんな工夫をしているか、と聞きました。「丹田に意識を送る」という答えが返ってきました。丹田とは、身体に三つあるツボのことです。この場合、おへその下にある下丹田のことを差しています。下丹田に「よし、これからこの着物を着るぞ」と気合いを入れるの... [全文を読む]
Posted at 14:11
色かさねの半襟  [2014年04月10日]
足下の履物、ようやくカバーなしが履けるようになった札幌ですが、襟元もショールなし、半襟を見せられる季節に突入です。柄の半襟が大流行りの札幌、白の半襟では改まり過ぎる、ということなんでしょうが、着物も柄、半襟も柄、というのは少々うるさいと感じるかたも多いのではないでしょうか。そこで提案です。無地、あるいはそれに近い色を何色かかさね、ちょうど... [全文を読む]
Posted at 11:17
泥はね予防  [2014年04月03日]
札幌もようやく春を迎えようとしています。雪溶け道で着物の裾を汚さずに済むには? それは最後にお教えします。櫻の京都へ、和事始め教室の生徒さんたちと行ってきました。今回は着物がテーマだったので、西陣織成館での能衣装制作過程見学、高麗美術館のポジャギ展、職人さんたちとの会食などでいっぱいいっぱい、櫻は通りすがりの見物程度でした。京料理の店「浜... [全文を読む]
Posted at 09:17
白黒のコーディネート  [2014年03月27日]
札幌は着物姿を見かけない日はないくらい、着物ファンの多い町です。内地から来られたかたたちが驚くくらい。これは私の勝手な想像なのですが、和の環境ほぼゼロの土地柄なので、着物を着ることによって、せめてもの和の雰囲気を味わおうとしてるのかな、と。その中でほとんど見かけないのがモノトーンや白黒 のコーディネートです。無機的な町には、いかにも、の和... [全文を読む]
Posted at 11:04
長年親交のある、東京の一衣舎の舎主木村さんは年に何度か個展を開きますが、毎回、新しい試みが見られ、画期的です。今回の個展でも面白い生地が出品されました。画像のような、複数の色合いを織っています。この生地に関する舎主である木村さんの説明を見てみましょう。 「この生地は経絣(たてがすり)と言う技法で 単なる横段で織るよりも膨大な労力と時... [全文を読む]
Posted at 08:00
着物プログ  [2014年03月13日]
たまに目にする程度なのですが、ネットの着物プログは、ほとんどが着物自慢です。そんな中でひと味違う、読み応えのあるものを見つけました。男性の書いた着物ブログです。女性にもなかなか役に立ちます。http://www.kimonolog.com/archives/36534473.html前回、カジュアルなコーディネートについて書きましたが、京... [全文を読む]
Posted at 09:52
家事の時の着物スタイル  [2014年03月06日]
普段着として着物を着る、というのは、着物初心者の憧れのようです。見てもらいたいから外出の時だけ着る、のとは反対ですね。そんなひとが必ず口にするのは、サザエさんの母のフネさんです。他にも普段に着ているひとはいるのに、なぜか必ずフネさんの名前が出ます。フネさんのようにいつも着物でいたい、というのです。そうしたいならすぐに実行すればいいのに、そ... [全文を読む]
Posted at 16:50
カジュアルコーディネート  [2014年02月27日]
普段着にはカジュアルな装いをしたいものですね。カジュアルを洋服で考えると、シンプルでスポーティ、というイメージがありますが、着物ではどうでしょうか。シンプルはあてはまりますが、スポーティは関係なさそうです。帽子を被れば、柄襟に柄足袋を履けば、ウールの着物なら、カジュアル、というわけでもないですね。カジュアルといっても個人の体型や雰囲気や顔... [全文を読む]
Posted at 12:52
大島紬の季節  [2014年02月20日]
大島紬は紬なのに糸節がなく肌触りがすべすべと冷たいので、内地では4月頃から着ますが、温暖化によって、3月、櫻が咲く頃からは着てもおかしくありません。北海道では5月終わり頃が着時でしようか。6月になると単衣に衣替えですが、まだ暑くないので着られます。大島紬の定義について、奄美大島の大島紬共同組合では、先染め手織りであること、と定義しています。先染めというのは糸から染めているということ。生地にしてから... [全文を読む]
Posted at 11:30
京都流着物誂え  [2014年02月13日]
京都人が案外気がついていないことがあります。着物の誂えについて、です。他の都市より、かなりゆったりゆっくり、時間をかけているのです。京都にいるとそれが当たり前で、のんびりしているとは気がつかないのですが。では、京都流の着物の誂え方を紹介しましょう。普通は呉服屋に頼みますが、近年、着物を熟知している店員が少なくなったので、悉皆屋に頼むひとが... [全文を読む]
Posted at 11:46
襟足体操  [2014年02月06日]
美容院で「あら、痩せましたね」と言われました。確かに、普段は48kg代がこのところ動きが多く47kg代をウロウロしています。美容師さんは体型を見て言った訳ではありません。首の後ろを触って分かったのだそうです。正確には、耳の後ろから首にかけてです。ちょうどリンパ線がある筋ですね。太っているひとはこのラインが膨れているんだそうです。このとこを知人に報告すると、彼女は後ろに回って観察した後「そういえば首... [全文を読む]
Posted at 11:43
カジュアルに着る  [2014年01月30日]
着物をカジュアルに着るのはなかなか難しい。半襟や足袋を柄物にする、帽子を被る、靴を履いてみる、みなさん、いろいろトライなさっているようですが、基本的に着物の「着かた」をしている以上、意識は、きちんと着るお着物、から離れなくて、写真のポーズも、礼装の時とまったく同じ、カジュアルというよりチグハグの感が否めません。去年の夏から続けている、札幌... [全文を読む]
Posted at 10:53
お高祖頭巾のかぶりかた  [2014年01月23日]
寒いですね。雪、降り続いていますね。着物での外出も帽子が欠かせないですね。でも防寒用の帽子は着物に似合わない。お高祖頭巾をお勧めします。動画の「忍者衣装の着方」を参考にしてください。http://www.youtube.com/watch?v=Su0e5Wn9crg風呂敷に紐をつけても代用出来ます。 
Posted at 11:47
小紋について  [2014年01月16日]
小紋というのは読んで字の如く、全体に均等に小さめの同じ柄が染められている反物のことですが、江戸小紋というと、通例、江戸で作られたまったく同じ小さな文様が並べられた反物のことです。着物の格としては色無地の次に来ます。これは元々江戸小紋が武士の礼装の文様から来ているからです。江戸小紋にひとつ紋を入れた場合、準礼装としても着られるわけです。江戸... [全文を読む]
Posted at 12:32
柄選び心理学  [2014年01月09日]
季節に準じて植物が開花しない北海道では、内地の、季節の植物を、少し先んじて着る、という原則は当てはまりません。また、伝統文化のイベントも神社系の祭りを除いてはほとんどないので、演目にふさわしい柄選び、というのもあまり見られません。となると、柄選びの基準は、着たい、似合う、とう、2種類の気分から選ぶことになります。ところがこの時、単に、着た... [全文を読む]
Posted at 13:22