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花saku次号予告
 
きものであそぼ
謹賀新年  [2014年01月02日]
年頭ですのでごあいさつのみ。今年は北海道で麻の生育に関るつもりです。1月末からの勉強会の報告は順次行ってゆく予定です。ますます酷暑化してゆく内地では、5月から10月まで麻着用可能な気候になっています。盛夏の着物だけでなくなった麻生地、北海道には自生するほど適した土壌があるのです。余談ですが、アメリカでは大麻規制がなくなりつあります。この動... [全文を読む]
Posted at 13:32
着崩れを気にするな  [2013年12月26日]
着物は、縦の線も横も全て直線を形づくっています。そのためにこのラインが乱れるとだらしなく見えます。だからこそ皆さん、着崩れを気にするのでしょう。着物を着ている間は、どこかが崩れているのではないか、とそればかりが気になり、他のことは上の空、となりかねません。洋服では味わえない緊張感に支配され、どっと疲れて帰宅する、というかたも多いでしょう。着物は着付けた瞬間をずっと維持するべき衣装なのでしょうか。身... [全文を読む]
Posted at 11:09
北女ーHokujo  [2013年12月19日]
札幌で「北女」というグループを創りました。メンバーは5人のみで、全員「和事始め教室」の生徒と私です。禁句があって、無理、出来ない、続けるのはしんどい、を口にしたものはその場で脱退してもらいます。北海道は、質より量的な風潮に支配されています。グループ作りが盛んで,札幌にも数えきれないほどのサークルがありますが、全員、大勢集めることを至上とし... [全文を読む]
Posted at 11:31
手づくり小物  [2013年12月12日]
おばさんになってからの手づくり小物の使い方はかなり難しいです。若い年代なら、お金がないけどお洒落したい気持、は許されるのですが、30代からは、家着以外では、よほど完成度の高いものでないと使わないほうがいい。厳しい言い方になりますが、貧乏臭く見えてしまうからです。着物が高価な衣類だから、ではありません。着物の素材と合わないからです。手のこん... [全文を読む]
Posted at 10:30
しみ落とし  [2013年12月05日]
先日、あるバーティで、お貸りした着物にワインをこぼしてしまった、クリーニング代、払います、と悲痛な表情で言われました。見ると、たもとに数カ所赤いしみがついていました。「大丈夫、自分で落とせるから私が洗います」と言ったとたん、着物姿のひとたちがわっと寄ってきました。自分でしみが落とせるなんて知らなかった、と言うのです。そうなんです、大抵の食... [全文を読む]
Posted at 10:20
キモノナイト  [2013年11月28日]
札幌円山のブティック「Zee」で月一行われている、キモノナイト、22日の画像をアップします。このイベントには、憧れているが着たことはない初心者が何人も参加しています。着物は、まず、着ることに慣れないと、日常にはなりません。たまに、では、着方も忘れているしコツも会得出来ず、居心地が悪いまま、着なくなります。観察していると、初心者は、洋服を着... [全文を読む]
Posted at 09:46
洋服地の着物  [2013年11月21日]
冬の北海道屋外では、帽子、マフラー、手袋、ブーツが欠かせません。なければ凍死してしまいます。着物を着るには似合わない着装です。それでも地元の方たちは雪草履の他は普通に内地なみのコーディネートです。移動はもっぱら、タクシー利用。内地から引っ越したばかりの私はどうしても雪で裾が汚れるのが嫌で、しかもタクシーを使いたくないので、着物から遠ざかり... [全文を読む]
Posted at 11:28
地詰め、湯のし  [2013年11月14日]
仕立てに出すとき、縫う前に行う作業があります。それは、地詰め、とか、地のし、とか、湯とおし、と呼ばれるものです。昔の和裁師は全て、この、仕立て前の作業を心得ていて、適切な処理を施したのですが、最近は、外国へ仕立てに出したり、そんな知識のないひとが仕立てたり、で、縫った後、何年か立つと着られなくなる事件が起こっています。ごく最近、表地と裏地の釣り合いが悪くなり、緩み引っ張りが起こり、仕立て直しに出し... [全文を読む]
Posted at 09:58
キモノナイト  [2013年11月07日]
今年8月から私が企画を助けさせて頂いてる札幌円山のブティック「Zee」のキモノナイトが22日にありますので案内させて頂きます。 今回は画像と同じコーディネートを、和事始め教室マネージャーの柴野真希さんに着付けます。 その他、遠藤コレクションから、大正乙女ご愛用京都さくらいや製絵封筒と刺繍半襟の展示、歌手、青木リエさんの大正歌謡ライブも... [全文を読む]
Posted at 22:13
秋の装い  [2013年10月31日]
季節の柄を着るのが楽しみな、世界でも類を見ないフアッション感覚を持つ日本人は、本当に幸せだと思います。四季がはっきりと別れているからこそ出来る技なんでしょうね。ところが北海道は違います。いろんな花が一度に咲くからです。今も、タンポポとレンゲが咲いている横で紅葉が赤く色づいています。ところが、10月だけは、月は丸く明るく、紅葉は見事に赤く、... [全文を読む]
Posted at 11:56
札幌の織物作家  [2013年10月24日]
ある着物雑誌が北海道の着物関係の作家を取材しようとして、誰もいない、と、アイヌの織物を無理矢理、帯風にまとめて締めている写真を掲載していました。アイヌの織物も昔は帯も織っていましたが、着物が衰退している今、まったく作られていません。見つけました。蔦井美枝子さんです。2006年から札幌で、草木染め染料で染めた糸を使って着物地と帯を織っていま... [全文を読む]
Posted at 09:01
着物の仕草  [2013年10月17日]
長年の友達で演出家の明神慈は、着物ワークショップで、着物での立ち居振る舞い、仕草を教えています。着物は一本の筒、その中にある身体も筒にしてしまっては色気もへったくれもない、密かに身悶えさせることによって女らしさが出る、というのが彼女の持論です。そんなことしたら着崩れるだろう、って?意識の働かせかたの問題なのです。ずん立ちせず、腰をそよがせ... [全文を読む]
Posted at 10:28
背中のお肉  [2013年10月10日]
中年になり、お腹が出てくると、体型を隠すために着物を着る、というひとがいます。しかし、着物という、ぴったりしたファッションは却って体型を露にします。太くなったウエストは隠してくれますが、お腹の出っばりは分かります。背中についたお肉もです。痩せていれば、鎖骨のあたりから襟が浮きます。それでは仕方がない、せめてブランドものを着て箔をつけようと... [全文を読む]
Posted at 16:24
帯は派手めに  [2013年10月03日]
原則として、ですが、帯は着物より派手な色目を合わせると締まって見えます。分かりやすいように、二枚の画像を並べました。 市松、縞、の着物に、同じ系統の色の帯を二本並べたのですが、どうですか、色の強いほうが全体のバランスがよく見えるでしょう?帯を購入するとき、つい、柄の面白さに惹かれがちですが、所有しているどの着物に合うか考えないと、結局、... [全文を読む]
Posted at 10:08
襟元の崩れ  [2013年09月26日]
襟元が崩れる一番大きな原因は姿勢です。 猫背だと必ず崩れます。姿勢の他は体型によるものもあります。洋服だと分からないのですが、人間の胸は必ずしも左右対称とは限りません。どちらかが低い、ということもあります。補正用下着は対称に作られていますから、下着でもカバー出来ません。どちらか低いほうに少し詰め物をする、という方法もありますが、襟が脇へ引っ張られる側が低いとみて、そちらに補正するといいでしょう。... [全文を読む]
Posted at 10:13