着物、着付け、コーディネート、着付け動画、ヘアメイクなど着物に関する様々な情報が満載のきものポータルサイト。着物雑誌「花saku」のオンライン版です。豊かなきものライフを実現する「たんすコンシェルジュ」も推進しています。

月刊誌「花saku」の年間購読のお申し込みはこちら!
<<  2024年10月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
たんすコンシェルジュ
月刊『花saku』は
ウェブからご購入いただけます。
 
花saku次号予告
 
きものであそぼ
帯の遊び  [2013年06月20日]


先日、着物を買いに見えたかたから、銀座結び(角出し) の結び方を教えてほしいと言われました。

聞いてみれば、北海道では、着付け教室で名古屋帯ではお太鼓 結びしか教えてもらえず、銀座結びをしらないひとがほとんどだ、ということで、いささか驚きました。

そういえば、街で見かける着物姿は、お太鼓をきっちり結んだかたばかりです。

なぜ、銀座結びの女性がいないのだろうと思っていました。

きっちり太鼓は、遊びがなく、いかにも、正装、あるいは盛装してます、というような堅苦しさを感じさせます。

軽さがないのです。

北海道人はゆるいのが大好きなのに、帯となるとなぜあんなに 堅苦しくなるんだろう、と不思議に思っていたのですが、知らないなら仕方ありませんね。

でも、よく着物を着ていれば、自分で工夫して遊んでみようという気になりませんか?

すると「変わった結び方をして目立つのはいや」という答えが返ってきました。

目立ちたくて、見てもらいたくて着物を着てるのに?

すると「やや目立つていど、ものすごく目立ちたくはない」と。

よく分かりませんが、現在、和事教室の着物レッスンでは、お太鼓より銀座結びを率先して教えています。

簡単だからです。

では、動画を紹介します。     
http://www.youtube.com/watch?v=DyPA70oU2MY
なお、銀座結び、と呼ぶのは、いかにも粋で、銀座のお姐さんがたに似合いそうだからです。        
Posted at 11:12