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花saku次号予告
 
きものであそぼ
全て見せるな  [2013年07月18日]
京都の友禅染め作家、成願義夫さんは、描き過ぎた柄は、評価はされても売れない、と言っています。
「いいね」と言われるのに、買うひとがいない着物の柄を見ると、全体に柄を描き過ぎている、というのです。
着物の柄だけではなく、コーディネートでも同じです。
新しく着物、帯、小物を手に入れると、みんな見せたくてあれもこれも身につけたくなる、結果として、とっちらかって印象に残らない、というわけです。
では、昔の着物時代に流行った柄on柄のコーディネートはどうなんでしょう。
雑誌「きもの姫」のコーディネートなんか、派手な柄の満載じゃないか、と思うでしょう。
柄on柄が普通であった時代は、バランスを壊さないようにうまく合わせる方法を自然に覚えたのです。「きもの姫」は、プロのコーディネーターがアレンジしています。
一杯いっぱい使ってもバランスを壊さないでいられるには、センスとお勉強の積み重ねが必要なのです。

Posted at 10:04