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花saku次号予告
 
きものであそぼ
着る意識  [2014年04月17日]
演出家で、着物での立ち居振る舞いのワークショップを開いている明神慈さんに、似合わない着物を着るとき、どんな工夫をしているか、と聞きました。
「丹田に意識を送る」という答えが返ってきました。
丹田とは、身体に三つあるツボのことです。この場合、おへその下にある下丹田のことを差しています。
下丹田に「よし、これからこの着物を着るぞ」と気合いを入れるのです。
私も同じです。
そんなことでうまく着られるの? と疑うでしょう。
着られるのです。意識という見えないものの働きなんか効果ないわ、というひとも多いでしょう。それより着付けや仕立てのほうが効果あるわ、と。
どんなに着付けを習っても、名人と言われるひとに仕立ててもらっても、着映えがしない例はみなさんの周囲を見回してもいるはずです。
外側から攻めてもだめなのです。内側に重点を置かないと。昔は、着物は腰で着る、と言いましたが、腰とは両方の腰骨ではなく下丹田のことなのです。
画像左が明神さんです。
Posted at 14:11