着物、着付け、コーディネート、着付け動画、ヘアメイクなど着物に関する様々な情報が満載のきものポータルサイト。着物雑誌「花saku」のオンライン版です。豊かなきものライフを実現する「たんすコンシェルジュ」も推進しています。

月刊誌「花saku」の年間購読のお申し込みはこちら!
<<  2024年10月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
たんすコンシェルジュ
月刊『花saku』は
ウェブからご購入いただけます。
 
花saku次号予告
 
きものであそぼ
襟元の崩れ  [2013年09月26日]
襟元が崩れる一番大きな原因は姿勢です。
猫背だと必ず崩れます。
姿勢の他は体型によるものもあります。
洋服だと分からないのですが、人間の胸は必ずしも左右対称とは限りません。どちらかが低い、ということもあります。補正用下着は対称に作られていますから、下着でもカバー出来ません。どちらか低いほうに少し詰め物をする、という方法もありますが、襟が脇へ引っ張られる側が低いとみて、そちらに補正するといいでしょう。
また、襦袢身頃に子供着物のような紐をつけるのも手です。
低い方の身頃は少し上に、反対側は少し下に縫い付けます。

襦袢の後ろ襟が出てしまう場合は、後ろのみ、肩までの襟幅を狭めると解決出来ます。幅は襟芯が入る程度まで狭くします。針を持つ事が苦手なかたには無理かもしれませんが。
襟の開け具合は着物や体型によって違ってきます。 
ふくよかで首の短いひとがきっちり詰めると、首を締められているように見えてしまうものです。
礼装はかなり詰めて合わせますが、普段着は少し深く細めたほうが
粋です。
着物の襟開きは三角形ですが、丸顔のかたは、この三角を細く長くした方が、 顎がほっそり見えます。
Posted at 10:13