長年の友達で演出家の明神慈は、着物ワークショップで、着物での立ち居振る舞い、仕草を教えています。
着物は一本の筒、その中にある身体も筒にしてしまっては色気もへったくれもない、密かに身悶えさせることによって女らしさが出る、というのが彼女の持論です。
そんなことしたら着崩れるだろう、って?
意識の働かせかたの問題なのです。
ずん立ちせず、腰をそよがせるように歩く、肩を落とす、振り返る時に首を肩につけるように、などなど、実際の動作を伴わなくて意識するだけでも不思議な事にたおやかさが滲み出てきます。
私の経験ではその他に、指使いも効果があります。湯のみを持ち上げる時、右手(ぎっちょは逆)だけで持ち上げずに左手も添える、物を取る時片方の手も添える。すると、ぐっと女っぽく見えます。騙されたと思わずやってみてください。
着物は一本の筒、その中にある身体も筒にしてしまっては色気もへったくれもない、密かに身悶えさせることによって女らしさが出る、というのが彼女の持論です。
そんなことしたら着崩れるだろう、って?
意識の働かせかたの問題なのです。
ずん立ちせず、腰をそよがせるように歩く、肩を落とす、振り返る時に首を肩につけるように、などなど、実際の動作を伴わなくて意識するだけでも不思議な事にたおやかさが滲み出てきます。
私の経験ではその他に、指使いも効果があります。湯のみを持ち上げる時、右手(ぎっちょは逆)だけで持ち上げずに左手も添える、物を取る時片方の手も添える。すると、ぐっと女っぽく見えます。騙されたと思わずやってみてください。
Posted at 10:28