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花saku次号予告
 
きものであそぼ
秋の装い  [2013年10月31日]
季節の柄を着るのが楽しみな、世界でも類を見ないフアッション感覚を持つ日本人は、本当に幸せだと思います。
四季がはっきりと別れているからこそ出来る技なんでしょうね。
ところが北海道は違います。いろんな花が一度に咲くからです。
今も、タンポポとレンゲが咲いている横で紅葉が赤く色づいています。
ところが、10月だけは、月は丸く明るく、紅葉は見事に赤く、内地はまだまだだというのに、また雨が多くて月見るのも不自由だというのに、まさに暦通りの秋が訪れ、嬉しくなってしまいます。
そこで、季節に因んだ柄の、堂々の登場です。
「月」の一文字の帯は、この字を生かすために、着物も小物も抑えます。十三夜から十五夜にかけて着たい取り合わせです。
兎柄も同じ頃に。
紅葉柄の大島は長羽織です。大島の柄見本が手に入ったので仕立てました。帯も作ったのですが、紅葉柄ではありません。見本ですから、尺ごとに違うのです。
白黒紅葉小紋の着物に紅葉絞りの帯を、「北海歌謡団」ライブ出演の青木リエさんに着せました。髪には本物の紅葉を飾っています。
ちなみに、
「北海歌謡団」ライブでは、青木さんには私の着物から、季節に合った柄をコーディネートして着てもらっています。
Posted at 11:56