和の生活マガジン「花SaKU」誌編集部には、
巻末のアンケートはがきをはじめ、色々なお手紙を頂戴します。
その中で気になった一通のご相談のお手紙が、北澤翠さまからの一通でした。
実家のたんすが危ない!
丁寧なお手紙に延々と綴られていた内容は・・・
・ご実家のお母様からもらった羽織を人前で広げてみたところ、
左肩に五百円玉大の穴があり、絶句したこと。
・その後、実家に行くと、70歳を過ぎて体力も落ちてきたお母様が、
三棹にも増えた和たんすのおきものを手入れできず、困っていること。
・40代の翠さんが、一棹分たんすごと譲り受けることにしたが、
きもの初心者なので、どう選んだらよいかわからず困っていること。
・桐の和たんす自体も傷んでしまって、困っていること。
などなどの困りごとが連なり、最後に、このように書かれていました。
「母の様に年を取って、あるいは忙しくてたんすの中のお手入れに
時間が費やせない人や、私の様にちょうど育児がひと段落し、
これから自由な時間をきものを着て楽しみたいと思っている女性は
多いと思います。
直接、家の中のたんすを整理整頓しながら、お手入れや収納、
コーディネイトの適切なアドバイスをしてくれるシステムがあれば、
ぜひ利用したいのです。ご紹介いただけないでしょうか。」
「きもの好きたちが困っている!」
こんなお手紙をいただいて、花SaKU編集部、黙っていられませんでした。
編集長を中心に、あれやこれやと打合せ、企画を練りねり・・・。
そうして始まったのが「たんすコンシェルジュ」企画でした!
そうして、
まずは北澤さんのたんすを救いたい!
と向かっていただいたのが、
同じ県内にいらっしゃる、初代の「たんすコンシェルジュ」さんでした。
そのご紹介は、また改めて!
私も、「たんすコンシェルジュ」に来てほしい!ちょっと興味ある!
という方は、 こちらへどうぞ・・・ ⇒ たんすコンシェルジュ
テーマ:たんすコンシェルジュさん、きものがたり
Posted at 10:43