紗袷
[2014年05月22日]
6月の最初の頃、ほんの1週間しか着ない、贅沢な着物、それが紗袷です。西陣渡文の社長は「女て、みな、紗袷に憧れてんなあ」と言っていました。1週間しか着られない上に、高価な誂えだからです。もっとも、着物しかない時代は盛んに作られていました。アンティークの紗袷を何枚も見る機会がありましたが、6月でしかも夏を先取りするという意味合いか、水の流れを... [全文を読む]
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