着物、着付け、コーディネート、着付け動画、ヘアメイクなど着物に関する様々な情報が満載のきものポータルサイト。着物雑誌「花saku」のオンライン版です。豊かなきものライフを実現する「たんすコンシェルジュ」も推進しています。

月刊誌「花saku」の年間購読のお申し込みはこちら!
たんすコンシェルジュ
月刊『花saku』は
ウェブからご購入いただけます。
 
花saku次号予告
 
前の記事  |  次の記事  ]

3月 浅利と分葱(わけぎ)の鉄砲和え

ぷっくりと身がつまった浅利と

しゃきっとした分葱の食感を

酢みそでいただく

 

料理 日本料理「ほうおう」

写真 内田祐介

 

鉄砲和えは、ワケギ(=ネギ)の芯が抜けるのが鉄砲の筒に似ることから、その名がつけられました。アサリは春の産卵の時期が、身が肥えておいしいといわれています。とても簡単で旬なレシピ、食卓にもう一品添えたいときにおすすめです。



【材料(2人分)】
アサリ(殻付き)―10個、ワケギ―2本、ワラビ―4本、浜防風―4本

■からし酢みそ
白みそ―250g、砂糖―25g、練りがらし―6g、薄口しょうゆ―大さじ1、酢―60cc

〈ポイント〉

和え物にしたときのワケギのぬめりは、苦手な方も多いと思います。

しっかり冷ましてからぬめりを取りましょう。

麺棒などを転がしてしごきます。

麺棒がないときは手でしごいても

ぬめりを取り除くことができます。



①アサリは砂抜きをします。鍋に酒を入れて沸かしてゆで、火が通ったらざるに上げます。


②ワケギとワラビはそれぞれ別の鍋で塩ゆでし、ざるに上げて冷まします。


③ワケギはぬめりがとれたら、3cm幅で切ります。


④ワラビも3cm幅に切ります。


⑤からし酢みその調味料をすべてボウルに入れて混ぜ合わせます。アサリ、ワケギ、ワラビを入れて和えます。


⑥器に盛り、ゆでた浜防風を散らします。



♦今月の料理担当
栗林信弘さん

歌舞伎座の華やかで美味しいお料理、お弁当を作っている「歌舞伎座サービス」。新しい歌舞伎座の隣り「松竹倶楽部ビル」3Fに直営店を営んでいます。歌舞伎観劇の幕間に、または観劇後に、旬の日本の美味をゆっくりとご堪能ください。

日本料理「ほうおう」
昼/11:30〜14:30(LO 13:30)、
夜/17:00〜22:00(LO 21:00)


東京都中央区銀座4 丁目13 番11号
松竹倶楽部ビル3F

☎03-3545-8600
http://www.kabuki-za.co.jp/houou 
※ただいま、料理人募集中。詳細はお店へお問い合わせください。