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花saku次号予告
 
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1月 真鯛(まだい)かぶら蒸し

 

口いっぱいに広がる多食感と

鯛の上品な旨味を

蒸して封じ込めて

 

この時季脂が乗り甘味も増して、噛めば噛むほど旨味が出てくる鯛。柔らかい鯛と蕪(かぶ)のおろしに、キクラゲやユリ根で変化を加えて食感楽しくいただきましょう。小鉢としての一品ですが、もちろんメインとしても楽しめます。

 

【材料(2人分)】

タイ(切り身)—60g、カブ―1個、

ギンナン―2粒、ユリ根—10g

キクラゲ ―5g、ミツバ―2本、

卵白(溶いたもの)―小さじ2、

塩―少々、ワサビ―適量

 

■だし

かつおだし―200cc、塩―3g

酒―少々、薄口しょうゆ―少々、

片栗粉―適量

 

〈ポイント〉

蒸し器がないご家庭や少人数で蒸し器を使うのは面倒の場合は、お湯を張った鍋の中に逆さにした深めの皿を置き、その上に蒸すものを皿ごと乗せて代用することもできます。

 

1.タイの切り身に塩を振りかけ、味をしみ込ませるため30分おいてからゆでます。

2.カブは生のまますりおろし、塩と卵白を入れ混ぜ合わせます。

3.キクラゲは水で戻して千切りにし、ギンナンはスライスにします。ユリ根、ミツバはゆでて食べやすい大きさに切っておきます。

4.器に盛りつけたタイに②をかけて、キクラゲ、ギンナン、ユリ根を乗せます。蒸し器で5〜7分蒸し上げます。

5.水溶き片栗粉でとろみをつけただしを器に流し入れ、ワサビとミツバを盛りつけます。

 

 

♦今月の料理担当

栗林信弘

 

歌舞伎座の華やかで美味しいお料理、お弁当を作っている「歌舞伎座サービス」。新しい歌舞伎座の隣り「松竹倶楽部ビル」3Fに直営店を営んでいます。歌舞伎観劇の幕間に、または観劇後に、旬の日本の美味をゆっくりとご堪能ください。

 

日本料理「ほうおう」

時:昼/11:3014:30LO 13:30)、

夜/17:0022:00LO 21:00

東京都中央区銀座4 丁目13 11

松竹倶楽部ビル3F

03-3545-8600

http://www.kabuki-za.co.jp/houou