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11月 鶏八幡巻栗射こみ焼き秋の味覚をつめこんで 香ばしい甘だれの香りが 食欲をかき立てる
この連載初のお肉レシピ。 上品だけれどもしっかりした甘めのたれで、ご飯がぐいぐいすすみます。 食欲の秋を堪能できる一品、ぜひメインとして食卓を彩ってはいかがでしょうか。
料理 日本料理「ほうおう」 写真 内田祐介
材料(2人分) 鶏もも肉―300g、ゴボウ―1/3本、 栗―4個、ニンジン―1/4本
◇合わせ調味料A 酒―100ml、みりん―100ml、濃口しょうゆ―100ml ◇合わせ調味料B かつおだし―150ml、みりん―15ml、濃口しょうゆ―15ml ◇合わせ調味料C かつおだし―400ml、昆布―3cm幅、薄口しょうゆ―15ml、 みりん―30ml、塩―適量
■作り方 ① 鶏肉の身を開き、合わせ調味料Aに15〜20分漬けます。 ② ゴボウは拍子木切りし、酢水でやわらかくなるまでゆで、上げたら水にさらします。調味料Bに漬けて味を含めます。 ③ 栗、拍子木切りしたニンジンは下ゆでをし、調味料Cで煮ます。 ④ 鶏肉の上に、ゴボウ、栗、ニンジンを乗せて巻き、クッキングシートとアルミホイルで包みます。
⑤ 200℃のオーブンで20分ぐらい焼きます。 取り出したら、調味料Cをハケで塗り、なにも包まずに再度焼きます。これを2〜3回繰り返します。
⑥ 食べやすい大きさに切って器に盛り、焼いたシシトウやパプリカ、サツマイモで彩りを添えて出来上がりです。
〈ポイント〉 ハケで塗るたれは、艶と、香ばしい匂いが出て、より一層美味しくさせることができる大切なひと工程です。
♦今月の料理担当 前田興一さん
歌舞伎座の華やかで美味しいお料理、お弁当を作っている「歌舞伎座サービス」。 新しい歌舞伎座の隣り「松竹倶楽部ビル」3Fに直営店を営んでいます。 歌舞伎観劇の幕間に、または観劇後に、旬の日本の美味をゆっくりとご堪能ください。
日本料理「ほうおう」 時:昼/11:30〜14:30(LO 13:30)、 夜/17:00〜22:00(LO 21:00) 東京都中央区銀座4 丁目13 番11号 松竹倶楽部ビル3F ☎03-3545-8600 |