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10月 里芋饅頭(まんじゅう)


 里芋の柔らかくて上品な味わい

 とろとろのべっこうあんで

 

旬の里芋はきめが細かく、ねっとりとなめらかで、

優しい甘味があります。

その旨味をぎゅっと封じ込めた、蒸して揚げるレシピです。

濃い目のべっこうあんをたっぷりかけて楽しみましょう。

 

 ◆材料(2人分)

里芋―6〜7個、ひき肉―40g

わさび―適量、みつば―適量、

片栗粉―適量、白玉粉―適量

 

合わせ調味料A

かつおだし―400ml、昆布―3cm幅、

薄口しょうゆ―15ml、みりん―30ml、塩―適量

 

合わせ調味料B

しょうゆ―45ml、お酒―30ml、砂糖―30ml

 

べっこうあん

かつおだし―200ml、みりん―30ml、濃口しょうゆ―30ml

 

 ■作り方

 ①下ゆでした里芋を調味料Aで煮て裏ごしをし、片栗粉と白玉粉を加えて練ります。

 

 ②里芋は皮をむき、米のとぎ汁でゆでます。くしがとおるまで柔らかくなったら、上げて流水にさらします。

 

 ③鍋に調味料Bを入れてから、ひき肉を加え火にかけ、へらでまぜてそぼろにします。

 

 ④ラップに①を乗せて、スプーン一杯のそぼろを包んで茶巾にし、蒸し器で7分ほど蒸します。

 

 ⑤あら熱がとれたら、ラップから取り、片栗粉を薄くまぶします。

   175℃前後の油できつね色になるまで揚げます。

 

 ⑥鍋にべっこうあんの調味料を入れて沸かします。片栗粉でとろみをつけます。

 

 ⑦器に盛り付けて、あんを注ぎ、みつばとわさびを添えます。

 

〈ポイント〉

里芋は柔らかくし過ぎると茶巾にしづらいので、味をつけるときに気持ち硬めに煮るのがポイントです。


 ♦今月の料理担当

 前田興一

 

日本料理「ほうおう」

時:昼/11:3014:30LO 13:30)、

夜/17:0022:00LO 21:00

東京都中央区銀座4 丁目13 11 松竹倶楽部ビル3F

03-3545-8600

 http://www.kabuki-za.co.jp/houou