札幌はまだ雪が降っていますが、それでも、少し暖かくなり、なんとなく春めいてきました。
内地では、夏もよう、という感じですでに暑いようですが。
着物を選ぶとき、季節の色に合わせる、という心配りが働くと、いっそう、お洒落に見えます。
都会の無機的な風景の中ではモノトーンの紬が合いますね。
また、都市によって似合う色は違います。
これは、天候によって、温度や湿度が微妙に違ってくるからです。
神戸では真紅、ロンドンでは水色、ローマではオリーブ色、 が目立ちます。
札幌ではオフホワイトが似合います。
肌の色でも違ってきます。
ジャパンブルーと呼ばれている藍は、黄色人種に合いまいず、白人には似合いません。
黒人の肌にはアンティークの派手な着物が似合ったりします。
サッカーで侍ブルーと呼ばれているシャツの色は藍ではなく青ですが、なぜ、藍を選ばなかったか不思議です。藍なら、選手はもっといい男に見えたはず。
画像はウールの着物と帯です。
櫻と菜の花が満開の京都で撮影したのですが、櫻にも菜の花にも合う色を選んでみました。
撮影・日野和恵
モデル・ 大橋百香
場所・京都八幡堤
Posted at 09:44