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きものであそぼ
運河の町小樽  [2012年08月16日]
北海道で一番歴史の古い町は、函館と小樽です。

明治に入って倭人が移り住むようになる前には、アイヌの歴史があったのですが、それは別にして。

東京湾に現れた黒船が上陸を拒まれ、水や食料の補給の必要性から、函館へと向かいました。

意外にもすんなりと受け入れられ、すると、アメリカは言うに及ばず、他国からも貿易船が押し寄せ、函館湾は海の水が見えないほどの盛況ぶりだったのです。


同じように、かなり離れた小樽も貿易港として栄えました。こちらはにしん漁で大金持が続出していたため、本州からにしん景気目当てに各企業が押し寄せ、活況を呈したのです。


明治時代の建物が多く残っていて、現在は神戸や横浜より、明治色の濃い町として知られ、観光客の人気の街となっているのです。


小樽は運河が売り物になっています。

河沿いの、に覆われたレンガ造りの倉庫群は店舗に改造されています。


地ビール、小樽ビールのビアガーデンもあります。店の外側、河に面してテーブルがしつらえられ、河風に吹かれながらの生ビールの味は格別です。


丘の上には、明治の大金持の邸宅から移築した能楽堂があり、いろいろなイベントが催されています。

観光客は運河沿いに集中していますが、目の前の海に面した波止場の景色も雄大で素晴らしいのです。


先週、知人と小樽へ行き(関東でなら、東京から横浜へ移動するくらいの時間)能楽堂でのイベントと小樽ビールを楽しんできました。                   
Posted at 09:14