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■■きもの美人が街を往く・2018 啓蟄(2018/3/6)■■

[2018年03月06日]

和の生活マガジン『花saku』編集部がお届けするメールマガジンです。

二十四節気ごとに配信しています。 

 

 

 36日は啓蟄(けいちつ)です。

陽気に誘われ、土の中の虫が動き始めるころのこと。

 

 啓蟄の末候は、菜虫蝶と化す。

冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。
やわらかな春の日を浴びて、羽がみずみずしく輝きます。

 蝶は吉祥模様のひとつとしてお祝いの席にふさわしい柄です。

幼虫から成虫に美しく姿を変えることから
女性の美しさを表わす柄として古くから愛され、
「長(ちょう)」と同様の読み方から長寿、不老不死の象徴でもあり、
向蝶、伏蝶など、有職文様にも描かれています。

世界各国で蝶は「喜び」や「幸せ」の象徴として愛されている柄ですが、
フランスでは一つの場所に留まらず、花から花へと飛んでいくことから
「気まぐれ、移り気」というマイナスイメージもあるようです。

きものの柄の意味を知ると、選ぶ楽しみ、着る楽しみがさらに広がります。

 

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今月の情報

■和の生活マガジン『花saku』3月号 発売中です!

■きものでお出かけ情報

■知っておきたい きもの知恵袋~きものでお出かけしぐさ編~

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和の生活マガジン『花saku』3月号 発売中です!

 

今年のお花見はどんなきものをお召しになりますか?

今月の特集は「春爛漫 光のどけき春の日に 花見の極意 おしゃれ帖」

 

読者モデルの皆さまには「お気に入りのきもので」というドレスコードで
桜が満開の島原城にお集まりいただきました。

振袖、加賀友禅、大島紬、御召、小紋×ハーフブーツなど
ルールにとらわれないさまざまなコーディネートをご紹介しています。

 

今年のお花見が一層楽しくなるように桜の語源や花見の由来も掲載。
今年は、ドレスコードやテーマを設けてお花見を楽しんでみませんか?

そのほか、和の生活マガジン『花saku』3月号について

↓詳しくはこちらから↓

https://global-ssl05.jp/hanasaka-online.com/e_products/view/00011/00000000569

 

取材の裏話も公開! 編集長ブログも日々更新中です。

http://hanasaka-online.com/blogs/view/00208/00000334

 

 

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きものでお出かけ情報

 

お友だちやご夫婦でのお出かけにおすすめの展覧会、イベント情報です。

 

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資生堂アートハウス

 

「資生堂アートハウス名品展」開館40周年記念 後期 

洋画・現代美術・陶芸・金工・ガラス

 

建物自体がアートとなっている“資生堂アートハウス”で行われる、

幅広いジャンルの芸術作品を楽しめる展覧会。

80点にもおよぶ名作がずらりと並ぶ名品展で、

アートの美しさを感じにきものでお出かけしてみてはいかがでしょうか。

 

●開催情報

会期:開催中〜4月1日(日)

観覧料:無料

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)

 

●お問い合わせ

資生堂アートハウス

0537-23-6122

http://www.shiseidogroup.jp/art-house

 

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高崎市タワー美術館

 

和装の美-松園・清方・深水を中心に

開催中~3月21(水・祝)

 

京美人から江戸の女性の和装姿まで、さまざまな和装美人を描いた

「美人画」を中心とした展示会。美感覚や生活の移り変わり、

室町時代から近代までの流れを感じることができます。

当時の女性の美しさを味わいに、きものでお出かけしてみませんか。

 

●開催情報

会期:開催中〜3月21日(水・祝)

観覧料:一般 500円ほか(月曜日が祝日、振替休日の場合その翌日)

休館日:月曜日

 

●お問い合わせ

高崎市タワー美術館

027-330-3773

http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014021900025

 

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田中本家博物館

 

「お雛祭り祝膳」再現食事会

 

江戸時代、田中本家6代当主の娘の初節句祝いに

須坂藩のご老中さまをお招きしたご接待料理を再現。

信州では贅沢品だった海の幸など、

珍しい江戸の料理を当時の器で楽しめる会食会です。

江戸時代の人と同じものを食べられる会席は、なんだかワクワクしますね。

 

開催日時:

3月14()17日(土)、18()22()

24()25()28()の7日間

 

参加費:お一人様15,000(税込)(入館料含む)

 

人数:1日限定15(全席予約制)

 

●お問い合わせ

田中本家博物館

026-248-8008

http://www.tanakahonke.org

 

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東京国立近代美術館

 

「没後40 熊谷守一 生きるよろこび」

 

明快な線と色を特徴とする作風が魅力的な熊谷守一の作品展。

97年という長い人生で描き続けた作品を、

当時の日記や資料とともに楽しめる回顧展です。

猫や花など身近なものを題材としていて親しみやすい作品は、

まだまだ寒いこの時季にも心温かくなります。

 

●開催情報

会期:開催中〜3月21日(水・祝)

観覧料:大人 1,400円ほか

休館日:月曜日

 

●お問い合わせ

東京国立近代美術館

03-5777-8600(ハローダイヤル)

http://www.momat.go.jp

 

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知っておきたい きもの知恵袋

~きものでお出かけしぐさ編~

 

きものでお出かけしたときに、覚えておくと便利な
「きもののしぐさ」を紹介します。

 

●椅子に座るとき、膝の裏にしわをつくらない方法
右手で上前を少し引いて左手で膝上を前から後ろになでるようにして
膝の裏のたるみをなくしておくとキツイしわになりません。

 

●車の美しい乗り方
お尻から思い切って乗り、両足を一緒に持ち上げて、
お尻でクルリとターンしながら車の中へ。

●外出先で手を洗うとき、水はねを避けるために
蛇口はそっと少しずつひねって水が勢いよく飛び散らないようにしましょう。
自動センサーのときはなるべく離れます。

 

●電車に乗るときの袂(たもと)のしまつ
座るときに、袂を膝の上に重ねておくと隣の人の迷惑にならず、
袖を引っ張られることもありません。

 

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結婚式やパーティー、初釜など、

きものでお出かけしたときは記念撮影をお忘れなく!

撮影した写真は編集部にお送りください。

『花saku』の誌面やウェブサイトでご紹介させていただきます。