クリスマス、お正月、と、他人さまの着物の着付けを手伝うことも多い季節になりましたね。
お宅へうかがうときはいいのですが、一式持参してもらうときは、必要なもののチェックは必ず事前に行いましょう。
着物を着慣れていないひとは何が必要なのかが分かりません。
ひとつでも欠けると着付けられません。
私の例ですが、
着物、帯、長襦袢、寒いときは肌襦袢、伊達紐2本、腰紐1本、帯揚げ、帯紐、帯枕、帯揚げ、長襦袢用衿芯、足袋、草履、をリストに並べます。
長襦袢は衿抜きと身頃に紐(子供の着物と同じ)をつけてもらいます。
二重太鼓でもこれだけちゃんと揃っていれば15分で着付けられます。
肌襦袢は、襟ぐりの大きく開いたシャツで代用するほうが、もさもさせずに着心地がいいのであまり使いません。
北海道ではさらにスパッツなどの下着も必要です。
ところで、帯を結んであげる時、必ず頭に汗を掻きます。
腕のどんな筋肉を使うとこうなるのか、今もって分かりません。
そうそう、袷の着物は脱いだら必ず1日、干す、ハンガーでもかまわないが、1日以上は裾が袋になりやすいので厳禁、ということも注意しておいたほうがいいです。
知らずに1週間干すひとも多いですから。
Posted at 09:51