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花saku次号予告
 
きものであそぼ
帯の名称  [2014年07月17日]
カラテカ結びってご存知?
ウエブを検索していたら出てきました。形を見て、私が着付けレッスンで指導している、勝手結びと称している結び方のひとつだと気がつきました。
帯結びは、手を上へ引き抜けば文庫系、下に引き抜けばお太鼓系に、走ります。
後は、帯揚げ、帯紐を、使う使わない、に別れます。この基本を押さえた上で、結果として「カッコ良く崩れない」結び方を目指せば、何通りもの形が出来上がり、これは誰にでも出来ます。いちいち、何結び、と名付けられないほど、いろいろな形に出来上がります。
日本人は応用が下手、マニュアルから外れたがらない、と言われていますが、着付けも然り、で、着物はこうでなければならない、の観念に縛られすぎ、結果として「間違っているのではないか」と不安で緊張しっぱなし、リラックス出来ない、方向へ行ってしまうのです。
私のレッスンでは、基本を教えた後は結果オーライ、自分で工夫してみてください、という教え方をしています。帯は一本いっぽん違う、それを纏う人間の体型も個性も違う、となれば、結果が違って当然です。
関東結び、関西結びの名称も、フェースブックのきものコミュニティで知りました。質問してみると、要するに、お太鼓の手先が右になるか左になるかで呼び方が違う、というのです。誰が言い出したかは分からないそうです。京都では、帯の柄に合わせて手先が出る方向をつけているので、それは関西結びよ、と言われると戸惑ってしまいます。
Posted at 10:29