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きものであそぼ
京友禅と加賀友禅  [2013年02月07日]
友禅を着こなせるひとが少なくなりましたね。

品とか格を要求されるからか、それとも高価だからか。


京友禅と加賀友禅は似ていますが少し違いがあります。

京友禅には金箔、金糸を使うが加賀友禅には使わない。

加賀友禅の花びらは中心にぼかしを使うが京友禅はぼかさない。ただし後年、汚れなどを加工するために手を加えた場合はその限りではない。


以上でしょうか。


金の縁取りは豪華に見せるというより、他の色を際立たせる効果で使います。

通常、本金は高くて使いませんが、京都に一軒だけ着物用の本金を販売している会社があり、その会社によれば、使用しているのは京都でも三軒だけ、人間国宝の工房、ということでした。

本金は何年経ても色が変わりませんが、金もどきは、黒く変色して他の生地に移ります。

そのため、最近購入した金箔、金糸使用の着物は、金の部分に紙を当てておくことをお薦めします。

画像は京友禅です。

加賀友禅は、離婚した亭主が売ってしまいました。


モデルはワゴトハジメ教室マネージャーです。普段はまったく着物を着ないのにこのように見事に着こなせるのは、スタイルや顔がいいから、かな。                           
Posted at 11:13