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花saku次号予告
 
きものであそぼ
訪問着とつけ下げの違い  [2013年01月24日]
お茶を習っているひとたちに聞くと、初釜、終えました、そうです。

札幌は早いですね。
茶懐石は手作り、というのが多いのは、仕出し屋がないのでしょうか。恒例の花びら餅は手に入りやすいんですけどね。

この和菓子の由来ですが、案外知られていません。もとは宮中で子孫繁栄を祈ったのが始まりです。 味噌餡は女性の子宮を、牛蒡は男性を表しています。

茶席では、ことに初釜の席では訪問着や付け下げを着用するかたがほとんどですが、違いはご存じですか?

見分け方は簡単です。

袖を見れば分かります。

柄が続いているのが訪問着で、そうではないのがつけ下げです。

まったく柄がない裾もようで紋が入っていれば礼装です。

昔は五つ紋が正装でしたがその後三つになり、今では背中にひとつ、さらには家紋ではなく、加賀紋などの遊び紋でも通用するようになりました。

札幌は雪まつりへの準備でポスターが方々に貼りだされていますが、今年は和の雰囲気を強調しています。北海道のひとたちが和に目を向け出しているような気がします。
Posted at 09:41