着物情報誌｜和の生活マガジン花saku オンライン

例年なら北海道の山々は10月に入るとすぐに見事に紅葉するそうです。

では、というわけで、札幌のひとたちが、たとえば京都なら高尾へ行くように、車で40分の定山渓温泉へ、知人夫婦と紅葉狩りに繰り出しました。

目的は他にもあり、森の謌 というホテルのランチバイキングの評判に惹かれて、試してみようということになったのです。
http://www.morino-uta.com/


しかーし、ツキがなかった。

ランチは満員で入れず、紅葉はちらほら程度だったのです。

異常気象とやらで、紅葉は大幅にずれていたのです。


しかーし、取り戻せた。


帰り、銭箱という町に立ち寄ったところ、まるで、ヘンゼルとグレーテルの物語に出てくるような自遊林の中の数軒の小屋に出くわし、気分はすっかり良くなりました。コーヒー屋やギャラリーが丸太や古民家で作られていて、ライブも行われる、ということでした。
蘆笛祠ーいてきどう
〒047-0261 北海道小樽市銭函2丁目30番7号
国道5号線沿い、銭函インターすぐ
0134-62-5457

さらに走ると、やはり、古民家を利用した餃子やもありました。

青空餃子店
http://aozoragyouza.web.fc2.com/


紅葉に合わせて紅葉柄の着物を着ていきました。

羽織の画像、大島の柄見本で仕立てたものです。ただしこれは他日着用したもので、この日はモノトーンの小紋に絞り紅葉柄の名古屋を締めました。羽織ではなく小紋の道中着着用。


定山渓温泉からさらに30分ほど走ると国際スキー場があり、写真はそこの風景です。あいにく雲が出ていたのでかすんでいますが、晴れていれば、小樽、石狩湾が見下ろせます。