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花saku次号予告
 
きものであそぼ
鍛高譚  [2012年10月11日]
日本人のルーツはアイヌ、と思っているひとも多いようですが、 それははっきり分かりません。

彼らの中には、最初は近畿に住んでいたのが、渡来人に追われ、北海道と琉球へ逃げた、だから沖縄人とアイヌの顔は似ている、というひともいますがそれもよく分かりません。

アイヌのことを知りたければ、アイヌ博物館へ行けばある程度は分かります。
http://www.ainu-museum.or.jp/


白老にあります。それで、アイヌといえば白老に代表されるようになりましたが、 他の土地のアイヌは、白老アイヌは観光アイヌ、と言っています。


北海道や東北に住んでいた頃は部族別に分かれ、固有の文化もあったそうです。有名なアイヌ刺繍にもそれぞれの特徴があるそうです。


釧路に近い白糠もアイヌの生息地として知られていて今もイベントでは、最初に「火入れ式」という、炉に火を入れる儀式を行います。

現在では、白糠はしそ焼酎の 鍛高譚で全国的に知られるようになりました。

焼酎の他にラムネや醤油も作られていますが、いずれも味はいいです。


写真は 二風谷のアイヌの女性の刺繍が二点。いずれもコートです。帯も以前は作っていましたが、着物業界の衰退と共に姿を消しています。刺繍にはいずれも意味があります。新千歳空港ロビーに展示されている刺繍コートと違って個性的ですね。一着60万円くらい、材料には刺繍糸の他、着物端切れも使います。


開拓博物館に展示されているジオラマには、アイヌの酋長の人形が並べられていますが、倭人の着物と思われるものを羽織っています。 

  

*着物のことで何かご相談があれば下記へメッセージをください。個人的にお返事を送らせていただきます。ウェブマガジンには掲載いたしません。

https://global-ssl05.jp/hanasaka-online.com/inquiry_logs/apply/00085

  

   
      

    
Posted at 10:52