『自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である』
『大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することだ』
『日本人は他国のことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります』
上は、マザー・テレサが黒柳徹子に話したことです。
着物を日常着にしていることを自慢するより、効率のいい衣服でテキパキと家事をこなすほうが家族のためである、と置き換えると・・・、何を言いたいのか分かりますね。
以前、プログで同じことをツィートしたところ、このくそばばあ、いいかげんなことを格んじゃない、と攻撃の書き込みがありました。
何に対して文句を言っているかには触れてなかったのですが、ピンと来ました。
家事も着物でこなしていると自慢している女性に対して、遠藤が嘘つきと言ってるよ、と指摘したんでしょうね。
図星だったんで怒ったんでしょう。
それでも、とにかく家事も着物で、というしつこいひとに、考えました。
着物の上に着るひっぱりと姉さん被りのセットを。
画像は、木綿の単衣を潰して作成したものです。
引っ張りは、以前にも紹介したのですが、着古した単衣の着物の上半身を身長に合わせて適当な長さにカットします。上前と下前4ヶ所に紐をつけます。
姉さん被りは、下半身の布から作ります。
肩までの長さの長方形の布を作り、2辺が同じ長さの布を1枚カットします。2辺を長方形の布に縫い付け、端に2本の紐を作って縫い付けます。
作り方が分からなければ手ぬぐいを姉さん被りにしてみてください。
結果としてその形になればいいわけです。
中年以上の女性の帽子姿は似たりよったりで個性が感じられませんが、木綿の着物地の姉さんかぶりはちょっとお洒落で、洋服でも被れます。
画像の引っ張りは身幅をいっぱいいっぱいまでひろげ、お太鼓の上からでも着やすいように仕立て直してあります。
もし袖が邪魔なら、筒にしてもいいでしょう。
袖の底に紐をつけて後ろで結んでも邪魔になりません。
なお、私は家では着物を着ないので、このセットはあくまで記事のために制作したものです。