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花saku次号予告
 
きものであそぼ
夏の着物はあくまで涼しげに  [2015年07月16日]
若い娘が髪に大きな花を、帯は2本使って盛り上げ、浴衣地も派手な花柄、と、あくまで暑苦しく着るなら、おばさんは対抗して涼しげに着ようではありませんか。
ただでさえ暑いのに、浴衣に半襟、足袋つき、胸元はきちきち、となると、見ている方が息苦しくなります。ましてや、色レースの半襟は、レースなら涼しい、という常識で通そうとしても、見た目が暑苦しいんですから野暮になります。
浴衣ではなく夏着物でも同じです。着物は特に、二重に仕立てられた衿が暑く感じられます。帯の下もそうです。
体験から述べると、夏はなんといっても麻が一番涼しい。襦袢、着物、帯、と全て麻でコーディネートして風が吹く高台などに立っていると、素裸でいると勘違いするほど涼しいです。まさに、ウインドスルーの気分です。
そして、麻は襟元の崩れも気にせず、ぐっさり着るのが、お洒落です。
画像は黒田清輝の「湖畔」です。
Posted at 11:51