かつて京都で、現在は札幌で着物のレンタルをしています。
お客さまには、
1・襟ぐりの深いぴったりした半袖シャツをあらかじめ着用してきていただきます。
2・あらかじめ、えり抜きと紐2本(半襟の下の部分、両側)を縫い付けた長襦袢を着付けます。
3・伊達締めで胸元を締めます。
4・着物を着付けます。腰紐1本で腰を結んだあと、クリップつき伊達締め(コーリン社製巾10cm)で胸元を締めます。
の行程で着物を着用していただき、あとは帯を結びます。
腰紐は1本しか使っていません。伊達締めは2本。あらかじめ長襦袢に縫い付けてある紐を入れれば全部で4本です。
これで1日着ても着崩れせず、しかも楽なのです。
よそで着付けてもらった、あるいは着付け教室に行った事のある人は大抵、こんなに縛らなくて大丈夫なの? と驚かれます。
着物を着るのがおっくうな原因に、着崩れを恐れるあまり、何本も紐を使い、食事するのも苦しいほど締めつける、というのがありますね。
また、紐を結ぶのに、身体のある部分を外して締めると楽、というのもあるのですが、こればかりは実際に着ていただかないと分かり難いので残念ながらここには書けません。
Posted at 20:49