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花saku次号予告
 
きものであそぼ
筒の中の筒  [2012年07月12日]
和事教室の講座に舞台演出家の明神慈ーみょうじんやす、さんをお呼びして、着物の中のボディをどう動かすかのワークショップを開催しました。
http://www.pocarine.org/mt/

普通、美しい着こなし、というと、着付けや仕立てに頭が向きます。
 しかし、そもそも、着るひとのボディが着物に馴染んでなければ、決して美しくは見えません。
着物は直線の筒です。その中に収まった身体も筒になってしまっては、ぎこちなく硬く見えてしまいます。まるで着物に縛られているように見えます。

多くの着物初心者が勘違いしているのが、着付け教室に通いさえすれば美しく着こなせる、という点です。
着崩れないように、きちんと決まっていれば美しい、と勘違いしているのです。


ワークショップでは、走ったり、横座りしたり、足を投げ出してみたり、といろいろに動いてみて、筒の中の身体を浮遊状態に持ち込みます。


写真の中でひとり横座りの女性がいますが、この姿勢でも身体のぶれがありません。お茶を習っているそうで、姿勢がいいのです。

みなの中で光っている白い着物姿が明神さんです。    
    

     
Posted at 08:34