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編集長ブログ

和の生活マガジン花saku 9月号 西陣御召が人気です。  [2017年09月05日]
花saku 2017年9月号の表紙
 
雨が多い夏でした。
熱帯夜も覚悟をした割にはなんとなくあっけなく通り過ぎて、
暑い暑いと嘆いているうちに、なんだか秋の気配です。

特に朝夕は、秋めいてきました。
昨日の夕方、仕事をしている時にふと窓辺に目をやると、
とっぷり日が暮れていました。
 
秋の日はつるべ落とし
 
そんな言葉を想い出しました。


和の生活マガジン花sakuの9月号 御召特集
もうお読み頂きましたでしょうか?
 
着物をお召しになる頻度の高い方には欠かすことのできない御召だけあって早くもハガキやお便りをたくさん頂戴しております。
「完全保存番にします」なんて書いてあるのを見ると、「また頑張ろう」という気持ちにさせていただきます。いつも応援本当にありがとうございます。
 
読者参加型の月刊誌なので、いつもは各頁にいろいろな方が登場することが多いのですが、今回は女優の山崎美貴さんがお一人で、特集のモデルをすべて務めてくださいました。それが功を奏したのでしょうか?「一人の方がずっとお召しになっていらっしゃるので、コーディネイトの違いによる印象やイメージの違いがよく分かった」というお声もいただきました。それは撮影をしているときに私たちも感じたことで、ヘアメイク、着付けを終えて山崎美貴さんが登場するたびにその美しさに「はぁぁぁぁ〜」と感嘆のため息をつきながら、本当に登場する度に変化するイメージに、さすが女優さんだと思う一方で、本当にコーディネイトやシチュエーションでイメージってこんなに変わるんだな〜とつくづく感動!
そして、ご登場の度に「これが美貴さんには一番似合うね〜」と、カメラマンやらスタッフやらと雑談を交わすのですが、また出てくると「こっちが一番かな〜?」なんて話しもしたりして、結局、どれも「これが一番」になってしまったのです。最後には、アレも良かったコレも良かったと、楽しい撮影でした。
 
さて、御召はこの9月号にもたくさん登場していますが、本当に面白い着物だなぁと思います。
式典にも、披露宴にも……そして街着にも……
織りの着物でありながら、この格の高さ、着用範囲の広さ、そして軽い着心地、
初心者でも着崩れしにくいシャリ感。なんだろう、この完成度は!? と思わず不思議な気持ちになります。
 
着付け教室に通うときも、胴裏と八掛の付いた重たい訪問着で練習をするよりは、まずは最初は御召で着付けの練習をすると早く上手になると聞いたことがあります。

 
 
西陣御召が出来るまでのプロセスも出ています。
もちろん、多様な技術を駆使した、
縞御召、無地御召、風通御召、ふくれ織、絵緯御召、縫取御召、紋御召……と、数限りなく大混乱の御召のこの種類の多さも、分かりやすく解説してあります。

御召のこと、もっと知りたい!
私の持っている御召は一体何なのだ?

そんなことを思ったことがある方はぜひ、和の生活マガジン花sakuの9月号をお読みくださいね♪
 
 
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タグ:花saku 御召
Posted at 09:44